ぎっくり腰・寝違え

ぎっくり腰とは急性(痛めた直後)の腰痛の事を言います。関節を痛めていれば腰部捻挫といい腰の筋肉を傷めていれば挫傷といいます。腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離すべり症、腰椎脊椎管狭窄症などで神経が擦れて痛めてしまう人もいらっしゃいます。かなり重たい物を持ち上げたなどの明らかな原因がない場合は大腰筋、腸骨筋(腰の深部にあるインナーマッスル、※下の図)の筋緊張による痙攣によるものが多いです。

 

寝違えとは首の靱帯や筋肉を傷めた急性のものをいいます。これは悪い姿勢で状態で寝てしまい起きたら首が痛くて動かせないというものです。

 

私もぎっくり腰と寝違いの経験がありますがかなり痛くて憂鬱になります。『何でこんな大切な時になってしまうんだ!』的なタイミングで起こるので、精神的な不安要素も関与いたします。

  

ぎっくり腰、寝違えのどちらも過労、寝不足、運動不足などで疲労物質がたまっていると非常に起こりやすく、そのコリ固まっている状態に冷えなどの侵入、使いすぎや極度の負荷、季節の変化による外面のストレス、精神的な心へのストレス、暴飲暴食の消化器へのストレスなどが加わって症状が爆発的にでてしまいます。

 

痛み止めの薬や湿布などは炎症は治まり痛みは軽くなるでしょうが、筋肉の硬さは取り除けず再発をくり返して負のサイクルになってしまいますので当院での治療や疲労をためないようにケアすることをおすすめします。

 

大腰筋

腸骨筋

治療・予防・ケア

症状の程度や個人差にもよりますが、当院ではだいたい3回程度の治療で痛みが取れることが多いです。

 

当院では、再発防止のために日頃のお身体の使い方のアドバイスや、マッサージや鍼灸などによるお身体のケアやメンテナンスにも力を入れておりますので、疲労、ストレスが溜まったり運動不足で身体に違和感を感じているのであればお身体のシグナルですので是非ご相談ください。